「外貨預金」のワナ!?
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    JUGEMテーマ:資産運用

     

     

     

    先日、

     

    下町の南欧料理のレストランのオーナーから、

     

    相談されました。

     

    「銀行から、外貨預金を勧められた。

     

    どうなの?興味あるんだけどな」って。

     

     

     

    さて、みなさんは、

     

    「外貨預金」にキョーミありますか?

     

    銀行や証券会社では、

     

    「外貨預金」のパンフレットやポスターをよく見かけます。

     

    「オススメ」なんですね。

     

    でも、それって、「ワナ」なんです。

     

    シニア層を狙った「ワナ」。

     

     

     

    では、具体的に見てみましょう。

     

     

    三井住友銀行さんの場合;

     

    スーパー定期1年  金利:0.010%  100万円 ⇒ 100円

     

    外貨定期預金 米ドル1年 金利:0.400% 

     

    100万円 ⇒ 4000円

     

     

     

    こんなに違うんですね。

     

    じゃあ、「外貨預金」ほうがずっとお得だよね。

     

    だれでも、そう思うんじゃないでしょうか?

     

     

     

    でも、

     

    そこに落とし穴があるんです。

     

     

     

    まず、ひとつめ。

     

    「為替」

     

    たとえば、

     

    1ドル = 100円のとき

     

    100万円で預金すると、1万ドル預金。

     

    (実際は、ちがいますが)

     

    1ドル = 105円になると、

     

    105万円! 5万円増えた!

     

    でも、 

     

    1ドル = 95円になると、

     

    95万円。5万円減った。

     

    預金をしている間は、問題ないのですが、

     

    換金(引き出す)ときの為替相場に大きく左右されます。

     

    金利(利息)分なんて一気に吹っ飛んじゃいますよね。

     

    為替を予測することは、プロでも難しいと言われています。

     

     

     

    2つめ。

     

    「税金」

     

    「利息」には、利子所得として、源泉分離課税20.315%

     

    「為替」変動で儲かった分には、

     

    「雑所得」として、総合課税の対象になります。

     

    この2つに「税金」かかるんですね。

     

     

     

    そして、一番見落としがちな、

     

    銀行の「ワナ」、

     

    3つめ。

     

    「為替手数料」(両替手数料)

     

    換金時にかかります。

     

    三井住友銀行さんの場合;

     

    1ドル 0.5円。

     

    100万円で預金すると、5000円の手数料。

     

    つまり、99万5000円をドルで預金。

     

    9,950ドル。

     

    1年で、4%だから、39.8ドル利息がつきます。

     

    でも、税金がかかるから、

     

    31.71ドルの利息となります。

     

    1年で、9,981.71ドルになりました。

     

    円換算だと、998,171円

     

    では、引き出します。

     

    「為替変動」がないという前提だと、

     

    手数料が、1ドル 0.5円ですから、

     

    4990.85円かかります。

     

    ということは、

     

    預金を引き落ろすと、

     

    993.180円です。

     

    「あれ?減っちゃった!?」

     

    ですよね。

     

     

    今回は、三井住友銀行さんの場合ですが、

     

    銀行・証券会社によって、

     

    「金利」・「為替手数料」が違います。

     

    でも、

     

    いろいろ調べて、有利なところを探したとしても、

     

    「為替相場の変動」で、

     

    利益分は、カンタンに吹っ飛んじゃうこともあるんです。

     

     

    この「為替手数料」は、銀行の家賃や行員のお給料だと思えば、

     

    わざわざあなたが、

     

    「家賃」や「お給料」を払わなくてもいいんじゃないんですか?

     

     

     

    「預金」という名前がついていますが、

     

    その中身は、「為替変動を利用する投資」です。

     

    「シニア」は、それをよく理解できずに、

     

    銀行の「オススメ(営業)」にひっかってしまいがち。

     

     

    ぼくからのアドバイス。

     

    「外貨預金には、手を出すな!」

     

    です。

     

     

     

    「銀行から勧められた」という場合は、

     

    ぜひ、専門家の「セカンドオピニオン」を利用しましょう!

     

     

     

     

     

     

     

     

    posted by: 立石 浩一 | 金融資産運用 | 15:01 | comments(0) | - |